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狙い・意図、採点のポイント 多摩美術大学|入試データ・過去問題 | 過去問題(参考作品集)

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Academic year: 2018

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専門試験(芸術学科は小論文)

狙い・意図 狙い・意図

専門 試験 作品 利用

日本画

与えられたモチーフに対する発想力、表現力(構成、描写、色彩感覚)を求めた。 実技試験作品と提出作品の制作意図、小論文、本学への志願理由を 参考に、総合的に判断した。

油 画

デッサン力や絵具の扱い、構成力などの基礎的な力量を見極めることに加え、テーマ である「光」を表現するための想像力や思考力を見ることが今回の出題のねらいであ る。

本学油画科を選んだ理由、実技試験作品について、「光」をどのように 表現したか、提出作品の制作意図などを質問し、制作意欲や日本語 によるコミュニケーション能力などから総合的に判断した。

版 画

専門試験では、奇をてらったアイディアに流されるような課題を避けて、大学4年間の 学びを支える基本的な造形表現力を評価する出題とした。その評価のポイントは次の 4つが挙げられ、1)から4)へと段階的に評価する。

1)形態、量感、空間をしっかりと把握し、表現できているかどうか 2)細部、質感の集中的な描きこみができているかどうか 3)構図、構成のバランスがとれているかどうか

4)作者が何に興味をもち、どのようなテーマをもって取り組んだか

今回のモチーフは瓶ビール、半分にカットされたキャベツ、A4のコピー用紙だったが、 1)の形と立体の表現は必要最低限クリアしなければならないポイントである。そこに採 点に大きくかかわってくるのは、2)の細部と質感の描きこみで、特にビールの黄色の 透明性とキャベツのカットされた断面の細部をどれくらい描きこみができたかが大きな ポイントとなってくる。

面接時の質問事項は次の通りである。 1)多摩美版画を志望する理由

2)大学4年間で何を学び、卒業後何をしたいか。

3)高校まではどのような作品を制作してきたか。あるいはデッサンの枚 数はどの程度か。

4)専門試験の自己評価 5)持参作品のプレゼンテーション

面接員とのやり取りに際しての評価ポイントである。 1)面接員の質問を理解して、適切に応答できる。 2)自分のアピールポイントを分かりやすく話すことができる。 3)持参作品のプレゼンテーションを分かりやすく行うことができる。 持参作品に関しての評価のポイントである。

1)持参作品の完成度が高い。 2)テーマ、技法などに独自性がある。

彫 刻

・イメージを形にする基礎的な描写力を有しているか。 ・画面構成が的確に表現されているか。 ・発想が柔軟で自由に表現できているか。 ・出題に対して、積極的に対応しているか。

・日本語によるコミュニケーションを有しているか。

・入学後のカリキュラムに対応できる意欲と知識を有しているか。 ・自己の将来に対する明確なビジョンを有しているか。 ・彫刻領域に対する知識と関心を持っているか。 ・本学を志望した意図を明確に述べられるか。 ・本学で学びたい具体的な専門領域があるか。

工 芸

形態、素材感、色彩感、立体感、空間的な 配置、画面構成な ど の 基礎 的な 描写 力を 確認する。また、鉛筆デッサンといえども、対象に向き合う際の作者の感動が伝わって くるような画面の雰囲気や表現力も期待する。

なぜ本学の工芸学科を選んだのか、そして何を学びたい のか。将来の 展望等について熱意と説得力のある答えを 望む。同時に、実技試験を 経た感想を話してもらうことで、本人の制作についての考え方や取り組 み方を 再認識したい 。また、面接の受け 答え と小論文にお い て 、本学 での学業を達成するために必要な日本語の能力を確認する。

グラフィック デザイン

・理解力 問題の把握、理解が正しいか ・伝達力 問題の意図や状況を正確に表現しているか ・発想力 問題を造形化するアイデアが優れているか

・描写力 構図、形、動き、量感などを描写することに必要な技術が優れているか ・個性   デッサンからうかがえる品格、感性に優れているか

・日本語で日常会話が行えるか ・専門分野の用語が理解できるか ・入学志望理由が明確であるか ・自分の意見が述べられるか

×

プロダクト デザイン

・理解力=問題の把握、理解が適切か ・発想力=アイデアが優れているか ・独創性=他にないアイデアか

・実現力=アイデア具体化方法の知識があるか ・表現力=アイデアが伝わる表現か

・授業に必要な対話力があるか ・本専攻の内容を理解しているか ・本専攻への入学意図は明確か ・自分の意見を述べられるか ・学習意欲が感じられるか

×

テキスタイル デザイン

テキスタイルデザインを学ぶために必要な観察力と基礎的描写力、色彩表現力を問う ことをねらいとして出題した。デッサンでは自然物の量感や素材感を捉え表現できる かを問うことを目的とし、色彩構成はモチーフの特徴を生かし色彩的調和を問うことを 目的とし、その2つの要素を兼ね備えたモチーフを出題した。

受験者が授業につい て い く ことので きる充分な 日本語能力と、持参作 品が造形力を 有して い る か。テキス タイルデザイン を学ぶための熱意 や志望動機を 明確に説明で きる かを評価の対象とし採点のポイン トと した。

×

環境 デザイン

環境デザイン を 学ぶ上で 最低限必要な 基礎的造形力、お よび基礎的デッサン力があ るか。形、空間を把握し、平面上に表現する能力があるか。

本学科の授業を理解できるだけの日本語会話能力があるか。日本 で、また多摩美術大学で学びたい理由がはっきりしているか、本学科 で環境デザインを学ぶ意欲、目的意識がはっきりしているか。

×

情報デザイン

メディア芸術コース

メディア芸術コースでは、プログラミング、電子工作、写真、映像、CG、アニメーション など多岐にわたる表現メディアが用いられている。それらのメディアにおいて共通する 点として、時間軸上で変化すること、つまり「タイムベースド・メディア」であることが挙げ られる。また、メディアとは間にあって、媒介するもののことである。これらをふまえ、今 回の課題を設定した。風にティッシュペーパーがたなびくという状態は連続した運動 で、時間軸上での変化を伴う。また、風はそれ自体を視覚的に捉えることができないも のだが、ティッシュペーパーは一種のメディアとして機能し、風を視覚化することができ る。

評価は、出題された問題についての理解力、基礎的な観察力と表現力を見て総合的 に判断した。

これまでに制作した作品や活動について、ポートフォーリオなどを用い てプレゼンテーションを行ってもらった。また、入学したらどのような作 品を制作したいか、どのような活動を行なっていきたいかを質問した。 プレゼンテーションの内容と、質問に対して的確な受け答えができてい るかなどを評価し、総合的に判断した。

×

情報デザイン

情報デザインコース

手とモチーフ(積み木)の鉛筆デッサンを通じて下記の評価を行なった。 ・対象を見る観察力

・基礎的な描画力

・手やモチーフの質感などの表現力 ・手とモチーフによる構成力 ・モチーフを用いた構図の工夫

以上を通じて、観察して描くことに取り組んでもらうことが出題のねらいである。

・プレゼンテーション力 ・日本語でのコミュニケーション能力

・プレゼンテーションにおいて、作品の制作過程や制作意図を説明で きるか

・入学後のビジョンを持っているか ・情報デザインを理解しているか

×

芸 術

日本語の習熟度だけでなく、思考力をみる。論述の着眼点が出題内容に対して的確 であるか、論旨は明確で説得力があるか、という点も判断基準となる。常識的にまとめ あげた文章より、テーマに踏み込んだ独自の発想を期待している。

外国人留学生の存在は他の学生にとって も大きな 刺激とな る。 面接試験 で は、 直接本人と会っ て 日本語能力が適切で あるか、 芸術に関する最低

限の基礎知識をもっているか、などを判定する。

×

統合デザイン

・理解力=問題の把握・理解が正しいか

・観察力=日常の気付きからアイデアを導きだしているか ・発想力=イメージを具体化するアイデアが優れているか

・描写力=構図、形、光、量感などを描写することに必要な技術が優れているか ・視 点=事象を捉える感覚とその表現が適正で感性に優れているか

・入学志望理由が明確であるか ・本学科の内容を理解しているか ・授業に必要な対話力・語学力はあるか ・授業への取り組みの意欲があるか

×

演劇舞踊デザイン 演劇舞踊コース

・日本語能力…身体を動かしながら教員からの日本語の口頭での指示を聞き取り、指 示を元にして何らか実践することができているかどうか

・積極性…日本語での指示を理解できない場合において、自ら質問することができる かどうか

・音楽的感性…聞こえてきた音楽に対して、音楽と共に即興的に身体を動かすことが できるかどうか

主に自身の国を離れて日本に来て学ぶ動機と、将来的にどんなことに 取り組みたいかを尋ねた。

他、実技試験の感想と、どの様な事柄(文学・映画・本・舞台等)に興味 があるかを尋ね、自分自身の良いと思っていることをどの様な言葉で 話すかを見た。

×

演劇舞踊デザイン 劇場美術デザイン コース

単に置かれたモチーフを観察し正確にデッサンするだけではない。基礎的なデッサン 力と共に、自由な発想や構図で、独創性や構成力を見ることがねらいである。情景を 想定するということは、モチーフから物語を創造してドラマチックな世界観を創出するこ とも出来る。今回のモチーフには、点灯させたライトを出題した。この明かりを表現に利 用してほしかったためである。素材感を表現できているもの、丁寧な描き方の回答は 評価が高くなる。光の捉え方(陰影の表現)は重要なポイントとなる。

面接試験では持参した作品の説明に重点をおいている。作品は、デッ サンや色彩構成などのベーシックなものから、個人作品として制作した ものまで幅広いラインナップが望ましい。

作品解説において、明快なコンセプトとそれを実現するための表現を 的確に説明出来ているかを評価の基準としている。また、決められた 時間内に説明ができるかも重要な要素である。

説明や質疑応答時に、日本語でスムーズに会話が出来るか、意思疎 通が可能な語学力を有しているかを判断する。この学科への志望動 機や目指したい方向性なども重要である。

● 2018

2 0 1 8 年度外国人留学生入学試験 「 専門試験」 「 小論文」 等の狙い・ 意図・ 採点のポイント

学科・専攻

面接

全学科共通小論文

(1)題:「私が関心を寄せる日本の文化」という題で、800字程度の文章を書きなさい。

(2)出題意図:日本に留学し、日本文化から何を学び、自分の制作や研究に生かそうとしているのかを見る。 (3)採点基準:

参照

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